今回は、映画「ジュラシック・パーク」シリーズに登場する恐竜を強さのランキング形式で紹介したいと思います。ランキングは攻撃性や賢さに加え、映画での活躍なども加味した独断と偏見が強いですがご勘弁を!それではいきましょー。
10位 テリジノサウルス
「新たなる支配者」に登場した長い爪が印象的な恐竜。現実世界では化石の発掘例が少なくかなり謎の多い恐竜と言われています。
作中では長い爪で敵を襲う描写がみられ、人、恐竜見境いなく攻撃するような場面が印象的。ギガノトサウルスとの最終決戦ではテリジノサウルスの爪にギガノトサウルスが刺さって息絶えるという実質MVPのような活躍をしています。人間への脅威がどこまであるか微妙なためこの順位にしました。

9位 ディロフォサウルス
エリマキトカゲのあいつ。「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」3作品に登場。初代ではピョコピョコと飛び回るかわいらしい見た目と襟を開いたときの狂暴な見た目のギャップが印象的でした。襟が開くと毒液が相手に飛び付きます。
新三部作で久々に登場した時にはスクリーンを前にテンションが上がった人も多いはず。
実際のディロフォサウルスは映画に登場するものよりも大きく、襟が存在しなかったと言われています。映画による大幅な脚色は、ディロフォサウルスのイメージを大きく変えてしまいました。大きさについては、映画に登場する個体がまだ子供だったという可能性はあります。

8位 ケツァルコアトルス
「新たなる支配者」に登場。翼を広げると12メートルにも及ぶ超巨大な翼竜です。
空を自在に飛び回れるアドバンテージと、そのサイズによって劇中での印象は抜群でした。なんと小型飛行機の上に乗っかり、そのままエンジンを破壊、墜落させてしまうという驚異的な強さを見せていました。
それ以外の活躍はあまり見られないのでこの順位ですが、今後の作品で人間の脅威となるシーンが増えてくればさらに順位は上がりそうです。

7位 バリオニクス
「炎の王国」に登場。それまでも名前が出てきたり、設定上は存在していたりしていましたが、中々姿を見せることはなかったため、ファンは歓喜したことでしょう。
作中でも言及されているように、スピノサウルスを彷彿とさせる(というかスピノサウルスの祖先の種ですが)長い口が特徴的です。劇中では溶岩の迫るラボの中でクレア達をしつこく付け回し、追い詰めました。
純粋な対恐竜の戦闘シーンが無いので何とも言えないですが、サイズ感と俊敏性からかなり強いと予想されます。

6位 スピノサウルス
「ジュラシック・パーク3」に登場。映画のロゴにもなるほどのメイン恐竜でした。本作のメインヴィラン的な立ち位置となる恐竜。グラント博士一行をしつこく付け狙い、多くの人間を食ってきました。印象的なのはティラノサウルスとの一騎打ち。はじめは押され気味だったものの、一瞬の隙をついて首を折り、そのまま勝利。勝者の咆哮を上げていました。実際に戦ったらティラノが勝つ、とスタッフ陣は言っているらしいですが。
実際には水辺に棲む恐竜で、魚などを取っていたという説もあり、そこまで戦闘をしない可能性はありますが劇中の活躍的にこの順位にしときました。個人的にも好きなので←

5位 ギガノトサウルス
「新たなる支配者」に登場。最大の肉食恐竜、と言われていますが実際のところの真偽は不明らしいです。映画ではその体の大きさを活かしティラノサウルスを一度は打ち負かしています。最終的にはテリジノサウルスの爪に突き刺さり、死亡しました。しかし炎への耐性やその力強さなど、強さ自体は間違いないでしょう。
ちなみに作中の肉食恐竜では珍しい(?)人間を殺していない恐竜なんです。作品を通じてのメインヴィラン的立ち位置ではなかったのが惜しいところ。

4位 ティラノサウルス
シリーズを通して個体は別なものも含めるとすべての作品に登場しています。恐竜界の主人公的なポジション。圧倒的な風格と強さから人気、知名度共にナンバー1といっても良いでしょう。中でも初代から登場する個体「レクシィ」は初代から多くの戦いに勝利しており、インドミナスレックスとの戦いではめちゃくちゃカッコいい登場を果たし、色々ありながらも勝利しています。満足気にその場を後にする姿も印象的でした。初代の最終決戦終了後の咆哮は映画史に残る名シーンですよね。

3位 ヴェロキラプトル
出会いたくない恐竜No.1。こちらもシリーズすべてに登場するティラノサウルスと並んで2枚看板的な恐竜。初期3部作では軒並み人間の前に立ちはだかる最悪の敵として描かれてきました。新三部作では逆にオーウェンの仲間という新たな視点で描かれ、これまでのイメージを大きく払拭しました。
2mほどの体格と強靭な爪と牙を駆使し、その素早さで敵を追い詰めます。特筆すべきはその賢さ。劇中でもたびたび群れで狩りをしたり、仲間とコミュニケーションを取ったりするなどのシーンが見られます。
初代ではドアのノブをゆっくりと開けて部屋に侵入してくるシーンで多くの視聴者に恐怖を植え付けました。

2位 インドラプトル
「炎の王国」に登場したハイブリッド恐竜です。ヴェロキラプトルとインドミナスレックスなど複数の肉食恐竜を掛け合わせて作られており、2種の名に恥じない強さを持っています。長い爪による攻撃性やラプトルの知性、俊敏性などどれをとっても一級品。さらには人間をもだます狡猾さなど、劇中でも「兵器」としての使用目的があったほどの強さを誇ります。
屋敷の中で静かにメイジーを追い回すシーンは恐怖そのもの。ラプトルのブルーと人間たちの共闘で何とか倒すことに成功しています。

1位 インドミナスレックス
「ジュラシック・ワールド」に登場したメインヴィランとなる恐竜です。ティラノサウルスやヴェロキラプトルなど様々なDNAを掛け合わせて作られたハイブリッド恐竜です。擬態、体温調整、会話の理解など様々な能力を持ちます。ティラノサウルスよりも大きな体と力、ラプトル並みの知能、高い俊敏性などまさに最強の名にふさわしい恐竜(怪物)です。
劇中では人間たちを欺き檻から脱出、パーク内を大暴れします。楽しみで他の恐竜を殺すなど、残虐性も非常に高く、多くの人間も犠牲になっています。
最終決戦ではティラノサウルスとブルーの2頭を相手に優位に立っていました。しかし不意を突かれ水際に追い込まれた際、湖から飛び出したモササウルスにそのまま水中に引きずり込まれ、最後を迎えました。あれが無かったら2頭を倒していた可能性は高いですね。

番外編(殿堂入り)
モササウルス
水中の王者。圧倒的な体のサイズとどう猛さで新三部作では屈指の人気を誇ります。
インドミナスレックスを水中に引きずり込んで倒しただけでなく、海中探査をしていた人間たちの前に現れ、水中からヘリコプターを襲うなど、人間にも容赦はなし。
陸上の恐竜たちとの比較が難しいものの、単体の強さ的には最強格なので殿堂入りにしちゃいました。個人的にもシリーズに登場する恐竜の中でトップクラスに好きです。

ドレッドノータス、ブラキオサウルスなどの竜脚種
中々戦闘シーンに絡むことが少ないものの、その体格は圧倒的。初代でのブラキオサウルスの圧巻の登場シーンは今でも印象に残っています。
普通に肉食恐竜なども相手にならないほどの身体で戦闘にすらならない可能性があるため殿堂入りにしときました。弱いってことはないでしょうし。

おわりに
今回は映画「ジュラシック・パーク」シリーズに登場する恐竜を強さのランキング形式で紹介しました。
割と下位が微妙な感じになってしまったかなと思う部分はありますが、上位陣、殿堂入りはだいたいこんな感じかなと思ってます。
新シリーズも始まり、さらに盛り上がるジュラシック・パークシリーズ。今後も色々な恐竜たちをスクリーンで見ることができるのはうれしい限りです。
皆さんもぜひお気に入りの恐竜をスクリーンで見つけてください!それでは!
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