The Backrooms(ザ バックルームス)とは何か?行き方は?出られる?初心者向けに解説!

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今回はいつもの映画紹介から趣向を変えてインターネット上で話題となっている都市伝説的な存在「The backrooms」について紹介していきます。不気味な黄色い部屋の正体、そもそもBackroomsとは何なのか、どうやったらいけるのかなど初心者向けに解説していきます!それではいきましょー。

はじまり

そもそもThe Backroomsとは何なのかについてです。始まりは海外の掲示板4chanです。日本でいうところの2ちゃんねるですね。匿名で書き込み、他人とコミュニケーションが取れるあれです。ここの怖い画像を貼るスレ的なスレッドに張り付けられた1枚の画像から始まりました。黄色い部屋で奥まで続く廊下、蛍光灯というなんとも無機質な画像。これを面白がってネタとして設定付けをした、というのがBackroomsです。なので実在するものではありません。まあそれを言ってしまうと元も子もないのですが。こんな所があったら、と思うだけでもロマンがあるというものです。

そしてこれが加速し多くの人から様々なネタ付けをされ、とても大きなコンテンツに成長していきました。「SCP」を知っている人はそれに近いものだと考えればOKです。

backroomsといえば

最も有名な動画

一応映画ブログなので短編ですが映画として紹介したいと思います。Backroomsに関する映像媒体としては、YouTube上に公開されたKane Picelsという人物の短編映画が最も有名といっていいでしょう。昔のビデオカメラで映画か何かを撮影中、突如撮影者が黄色い壁に囲まれた空間、Backroomsに迷い込んでしまうショートムービー。ブーンと蛍光灯の音が響き渡る以外には音のしない広い空間は観ている者の不安を絶妙に煽ってきます。しばらくすると何か大きな鳴き声のような音がします。カメラを向けるとそこには木の枝のように細くて長い手足を持つ謎の生物が。追いかけられる撮影者は必死に逃げます。

間一髪逃げたと思い安心した矢先、後ろから襲われ。。。

とまあ見てもらえれば分かりますが、下手なホラーよりよっぽど不気味です。なんとこの映像を作成したのは16歳の少年というから驚き。

この映像をきっかけにBackroomsは広く認知され、様々な後付け設定がなされるようになっていきます。

Backroomsへの行き方

先ほどの映像を見ると分かる通り、普通に生活をしていていきなりこの部屋に迷い込むことがあります。これについては「Noclip」という移動手段が重要になってきます。このNoclipとは、ゲームをする人は理解しやすいと思うのですが、いわゆる「壁抜け」のことを指します。ポ〇モンなんかでも昔やっていました^^;現実世界で壁抜けをすることでスルっと現実から抜け出します。するとその先にあるのがこのBackroomsなのです。

まあ普通に考えて壁抜けなんてできないよ、とお考えの方。実はこの考え方、現実でも理論上は起こり得るのです。すべての物を構成している分子レベルまで小さい世界を考えると、粒子の移動に伴って、物が物をすり抜けることがあるのです。例えば拍手をするとき、両手のひらを合わせますよね。その時分子の移動の関係で手がもう一方の手をすり抜ける、ようなイメージです。もちろん確率はごくごくわずかですが。。。

つまるところ、Backroomsとは、「現実の裏」にある世界で、我々が普段生活している場所と対になっている存在だと考えるといいかもしれません。Backroomsが向こうの世界を指すの対し、現実の世界のことを、「Frontrooms」と呼びます。

現実世界に戻る方法

映像では怪物から逃れる拍子に現実世界に放り出され、上空から落下しながら戻ってきました。はっきりいうとBackroomsから現実世界に戻る方法については、確実な方法というものがほとんどありません。例えば「この道をこう進むと戻れる」みたいな攻略方法的なものはない、ということです。一度入ったら二度と出られない、なんてこともざらにあるようです。ではなぜそんな情報がたくさんあるのって?こまけぇこたあいいんだよ!

黄色い部屋だけじゃない

Backroomsというと上の画像の黄色い部屋をイメージする人が多いと思います。しかし実際のBackroomsは、これ以外にも様々な空間が存在します。それぞれ種類の異なる空間のことを「レベル」といいます。レベル1、2のように多くのレベルが存在しています。

有名な黄色い部屋はレベル0、ロビーと呼ばれています。現実世界からBackroomsに入った者は皆はじめここにたどり着きます。そこから先へ進んでいくと様々なレベルの空間にたどり着くことができます。無限に広がっているダンジョンのようなものです。ゲームみたいに人間を狙う怪物がいたり、食料もあったりするようです。

何とBackroomsに住んでいる人間も大勢いるんです。共同で生活し、国家のように発展している組織も存在するんだとか。出られないのなら思いっきり暮らしてやろう、っていう精神なんですかね。。。

それぞれのレベルについても今後紹介できたらと思います。(あれここ映画ブログじゃないの?)

おわりに

今回は映画とは少し異なりますが、Backroomsを紹介しました。こういうSFっぽいものもかなり好きなので今後紹介していけたらと考えています。

静寂に包まれた空間で一人わけもわからずさまよう、考えただけでも恐ろしいです。危ないので皆さんもあんまりNoclipしないようにしましょう^^;

でも我々の住んでいる世界のすぐ裏側にこんな世界が広がっている、というのは面白い設定ですよね。ネット上の有志による細かな設定付けはホントにスゴイ。これからもさらにたくさんのレベルや設定が登場してきてほしいです。

それでは!

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