大ヒット公開中の映画「ザ・バットマン」の未公開シーンが公開されました。
前の記事でも触れましたが、本編では牢獄でリドラーに話しかけるジョーカーの様子が描かれていました。未公開シーンではバットマンと対面し、リドラーに関する話をしています。
ザ・バットマン未公開シーン
とまあ結構ガッツリ話しています。リドラーが誰なのかという問いに対し、誰か知っていると答えるも、絶妙に答えをはぐらかすジョーカー。
見た目、話し方からとても恐ろしい狂気を感じます。
最後はバットマンも「お前に聞くんじゃなかった(´·ω·`)」と諦めています
演じたのはバリー・コーガン。ダンケルクやエターナルズなど注目作に出演している彼がジョーカーを演じたということで話題にはなっていましたが、本編ではあまり絡みは見られませんでした。確かにこの姿は今作のヴィランであるリドラーを喰ってしまいますよね。
爛れた肌、ボサボサの髪の毛と、見た目もかなり恐ろしいものになっています。口元だけでも大分ヤバイ。。。
歴代ジョーカー
せっかくジョーカーが公開されたので歴代のジョーカーを見てみましょう。
シーザー・ロメロ
1960年代に登場したジョーカー。割といたずらに近いようなことばかりしており、悪人という感じがあまりしません。割とポップな感じですよね。
よーく見ると白塗りの顔の下に髭が生えているのがわかります。これは役を演じるシーザー・ロメロが髭をそるのを拒否したからだとか。(えぇ…)
ジャック・ニコルソン
ティム・バートン監督の「バットマン」に登場。吊り上がった口が特徴的。
テンションがとにかく高い。元々は普通(?)のマフィアだったが化学薬品のタンクに堕ちたことで肌が漂白されてしまいました。独創的なアイテムを使い戦います。ジャックニコルソンのジョーカーは普通にサイコなので大規模なテロを起こしたりもしています。
ヒース・レジャー
ジョーカーと言えばヒース・レジャー版のジョーカー。クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」に登場。白塗りのメイクは所々剥がれ落ち、髪はボサボサ。舌をペロッとさせるしぐさが印象的。
非常に残虐で完璧は犯罪者ですが、病院をまるごと爆破したり警察に直接乗り込んでいったりなど大胆な行動も。その演技はまさに狂気そのもので、歴代でも最も完成度が高いとされています。演じたヒース・レジャーは死後でしたがアカデミー助演男優賞を受賞しています。
ジャレット・レト
これまでのジョーカーとはかなりイメージの異なるジョーカー。オールバックで高級車を乗り回す華やかなイメージ。映画「スーサイド・スクワット」に登場。ハーレー・クインの彼氏として登場し、彼女の危機を救いました。
役作りもかなり力を入れたようで、共演者にネズミだの使用済みコンドームだの送り付けるなど大分アレな行動をとっていました。個人的には一番好きなジョーカーです。他のジョーカーと比べるとあまり人気が無いのが残念。。。
ホアキン・フェニックス
映画「JOKER」ではジョーカーの誕生のきっかけが明らかになります。ゴッサムシティで最底辺の暮らしをしていたアーサーがすべてを失い、狂気が覚醒したことでジョーカーになります。これまでのジョーカーの「悪のカリスマ」感は全くなく、虐げられ続けた人間の末路が描かれています。
このジョーカーは衣装がおしゃれで好きですね。演じたホアキン・フェニックスはアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。現代社会の闇を描いた作品で多くの人からの共感を得、大ヒットを記録しました。
さて今回は歴代ジョーカーを簡単ですが紹介してみました。
現在公開中の「ザ・バットマン」のジョーカーと比較しながら観ると面白いかもしれません。演じる俳優によってかなり色の違うジョーカーは、主役のバットマンよりも注目を集めているキャラクターと言ってもいいでしょう。
だからこそ今作ではガッツリ登場はしていませんが今後の活躍が楽しみですね!
それでは! 公式ページ