今回はDCコミックス原作の映画「ブラックアダム」を紹介していきます。
主人公のブラックアダムを演じるのはドウェイン・ジョンソンという何もせずとも無敵感満載のスーパーヒーローの活躍を描く本作。
映画のあらすじや登場キャラクター、その強さなどについてまとめて紹介していきます。それではいきましょー。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
5000年前、国王の圧政に苦しんでいたカーンダックの民たち。王に反旗を翻した伝説の英雄テス・アダム。彼は魔術師の力を借りてスーパーパワーを手にし、民たちを解放し、姿を消したという。
時は流れ5000年後、現代。
大学教授のアドリアナはカーンダックの遺跡で彼の墓を見つけ出し、復活させることに成功する。5000年の眠りから覚めたテス・アダムは周囲にいたギャング達を壊滅させ、街へと進出していく。
危険と判断した政府の組織A.R.G.U.Sはスーパーヒーローチームを派遣することを決定。
4人のヒーロー達は街のギャング達を殺戮するテス・アダムを発見。戦闘を開始する。
しかし特殊能力を持つヒーロー達でさえ抑え込むのが困難なほど強力なテス・アダム。
さらに戦闘の最中、街のギャング達のリーダー、イシュマエルが地獄の悪魔たちと契約し、世界を征服するために悪魔の力を手にし、街で暴れ始めた。
彼はかつてカーンダックを支配していた王の末裔で影で力を手にするため着々と計画を遂行してきたのだった。
イシュマエルを倒すためにはテス・アダムとヒーロー達が力を合わせるしかない。
果たして彼らはイシュマエルを倒し、世界を救うことができるのか。
テス・アダムはヴィランか、それともスーパーヒーローなのか。。。
ドウェイン・ジョンソン主演!王道のスーパーヒーロー映画!
黒いスーツをまとっていてもその筋肉が圧倒的なテス・アダム。
彼を演じるのは今やハリウッドで最も稼ぐ俳優となったドウェイン・ジョンソン。
スコーピオンキングなつかしい
5000年の眠りから覚め、暴走気味に街のギャング達を抹殺していきます。
それでも住民からは英雄だと崇められています。
その後、スーパーヒーロー集団である、ジャスティス・ソサエティと戦闘するもその強さで圧倒。
桁違いのパワーと銃弾すら全く効かない防御力で目の前の敵すべてをなぎ倒していきます。
ストーリーの展開としてはまあ王道的展開でしょう。
始めこそヒーローと戦うものの、物語終盤では共通の敵となる存在が登場。
そして倒すことができるのはテス・アダムだけ。やはりな
敵を倒した彼は真の英雄「ブラックアダム」として玉座につきました。しかし座り心地が違うとして玉座を破壊して幕を閉じます。
ハチャメチャな主人公がヒーローとして目覚めていく過程を描く作品。
今後も続編や他のDCEUに登場する前提での作品と言っていいでしょう。
スーパーヒーロー集団ジャスティス・ソサエティが登場
カーンダックで暴れるテス・アダムを止めるため派遣されたヒーロー4人。
ジャスティス・ソサエティと名乗る彼らはテス・アダムと戦闘を開始します。
それぞれが特殊な能力を持っており、普段からヒーローとして活躍している様子。
今作では主人公・テス・アダムの敵として描かれるというちょっと変わった立ち位置。
まあ最後は仲間的になるんですけどね。
ジャスティス・ソサエティのメンバーは以下の4人。
ホークマン
リーダー。背中に羽の生えた鎧を身に付け空を飛び回りながら戦います。ファルコン
どんなに無謀な闘いでも決して諦めることのない精神力を持ち、チームのリーダーとして他の3人に指示を送ります。
特にテス・アダムと仲が悪く、事あるごとに小競り合いをしています。
ドクター・フェイト
ジャスティス・ソサエティ最古参メンバー。運命が見える金色のヘルメットを手にし、魔術を駆使して戦う。ドクター・ストレンジ
余裕のある立ち振る舞いが特徴的な紳士。
ヘルメットを装着すると様々な魔術を使うことができるようになります。
相手の動きを封じたり、一定の範囲にバリアを張ったりすることは朝飯前。
自身の分身を複数発生させ集団で戦闘を行うことも。
演じるのはピアース・ブロスナン。007シリーズなどでも有名な彼。役者としてもこのクラスの俳優が登場すると締まりがでて良いですね。
個人的には今作で最も好きなキャラクターです。なお最後。。。
アトム・スマッシャー
新メンバー。まだ学生で叔父から譲り受けたスーツを身にまとい戦います。
能力は巨大化。大きくなった体から繰り出されるパンチは非常に強力。いやアントマン
また、巨大化した体を盾に市民を守ることもできます。
まだヒーローとしての経験が浅く仲間とのチームワークがうまくいかないことも。
サイクロン
風を自在に操り戦闘を行うことができる。ストーム
天才的な頭脳も持ち合わせており、ケガをした味方の治療を行うこともできます。
また、音波を発生させることも可能です。
ブラックアダムの能力
ブラックアダム誕生のきっかけは魔術師評議会。
彼が「シャザム」と唱えると変身しあの筋骨隆々な姿になります。
それまでは圧政に苦しむ民として暮らしていたテス・アダム。
CGで細くなったドウェイン・ジョンソンの姿が印象的でした。
シャザムと唱えると最強ヒーローに変身できるのはあの「シャザム」に登場するシャザム達ヒーローと同じ。
世界観を共有するDCユニバースとして今後の絡みにも期待ですね。
そしてテス・アダムは非常に強力なパワーを持っており、彼の前に立つ敵を次々となぎ倒していきます。
肉体的パワー
ただのパンチで巨大な岩を粉々にしたり、巨大な乗り物を破壊したりなど、素手パンチだけでも非常に強力です。
あの筋肉なのでしゃーない。
電撃
手から自在に電撃を放ち相手を攻撃することができます。
一般人がこの攻撃を受けると一瞬にして骨にされてしまうほど強力です。強すぎでしょ^^;
飛行能力
空を高速で飛行する能力。読んで字のごとし。
ドウェイン・ジョンソンが普通に空飛んでるのなんかシュール。
この他にも高速移動や圧倒的な耐久力など、基本的に一つでも持っていれば強力なパワーを全て備えているキャラクターです。
これに善戦したジャスティス・ソサエティって強くない?
ラストは
カーンダックのかつての支配者の血を受け継ぐイシュマエル。
彼は悪魔たちから力を借りてこの世界を支配しようと企みます。
ホークマンの説得により自らを封印したテス・アダム。
彼不在でのイシュマエルと戦闘になるジャスティス・ソサエティ。
ドクター・フェイトが単騎で戦闘に挑むも善戦むなしく倒されてしまいます。
しかしその間に彼は封印されたテス・アダムをよみがえらせ、彼をカーンダックに呼び戻します。
彼が帰ってきてからはもう大丈夫。自慢の怪力でイシュマエルを頭から真っ二つに引き裂き、勝利しました。
世界を救ったテス・アダムは本物の英雄となり、カーンダック市民からたたえられるのでした。
ラストシーンでは政府機関であるA.R.G.U.Sの長官、アマンダからカーンダックから出ないよう警告されます。しかし命令などまるで聞き入れる様子はありませんでしたね。
そしてエンドクレジットではDCの顔、スーパーマンとご対面。
彼に会いに来たスーパーマンは彼に話をしようと言い、物語は終了しました。
スーパーマンをしっかりヘンリー・カヴィルが演じていましたね。これは中々驚きました。
今後DCEUとしてブラックアダムが活躍してくれると嬉しいですね。
さらにスーパーマンの続編も
おわりに
今回は映画「ブラックアダム」を紹介しました。
人間としてほぼ最強なドウェイン・ジョンソンが演じる最強の「アンチヒーロー」として話題になった本作。
物語として難しい要素はあまりなく、誰でも楽しめるエンターテインメント映画だと思います。
DCEUは中々興行的に成功しているとは言えない状況が続いていますが、ぜひブラックアダムをきっかけに盛り上げていってもらいたいですね!
またこれを機にこのほかのDC映画も観てみてはどうでしょうか。それでは!
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