今回は映画「コンスタンティン」を紹介していきます。
公開から17年が経ち、ついに続編の製作が発表された本作。
とにかく主演のキアヌ・リーブスがカッコイイ映画。
今回はそんな映画のあらすじや世界観、結末などをまとめて紹介していきます。
続編までまだ時間はかかりそうですがとりあえず本作を観て予習しときましょう。
それではいきましょー。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
悪魔祓い、ジョン・コンスタンティンは末期の肺がんを患いながら、悪魔に取り憑かれた人々を救っていた。
この頃悪魔の動きが活発化してきており、違和感を覚えるジョン。
そんな時、刑事のアンジェラの双子の妹、イザベルが精神病院の中で自殺をするという事件が起こる。キリスト教で自殺するということは地獄行きを意味する。敬虔なキリスト教徒だった彼女がそのようなことをするはずがない。
不審に思ったアンジェラは偶然知り合ったジョンに助けを求める。
はじめは超常的な存在に懐疑的だった彼女も、実際に悪魔たちの世界を見て考えを改める。
事件のカギを握るのが悪魔と人間の中間「ハーフブリード」であるバルサザールであることを突き止めるジョン達。しかし彼との戦闘後、アンジェラが何者かにさらわれてしまう。
どうやら地獄の主、サタンの息子のマモンが人間界に来ようとしていることが分かった。
果たしてジョンはマモンが人間界に来ることを阻止し、世界を守ることができるのか。そしてさらわれたアンジェラを救い出すことができるのか。
さらにすべてを裏で手を引いている存在がいるようで。。。
厨二病バンザイ!超カッコイイ悪魔祓い
原作はアメコミの本作。
最強の悪魔祓いを演じるのはキアヌ・リーブス。若い頃のキアヌは最強ですな。
最近はロン毛に髭の印象ですがそれでも十分若いけどね^^;
そして今作はとにかく厨二心をくすぐる設定が魅力。
天使と悪魔、悪魔を退治するクソイケメン、人間界と地獄を行き来する悪魔の王などなど、これでもかとばかりにカッコイイ要素が盛りだくさん。
黒スーツにタバコを吸いながら戦うキアヌ。それと対照的にラストで登場するサタンが真っ白のスーツなのもカッコ良いですね。あのヘラヘラしたサタンの雰囲気も面白いです。
ストーリーももちろんですが、こうした雰囲気のかっこよさも映画を観るときは重要なポイントですよね。
天使・悪魔・人間の存在する世界
今作の世界観は天界・人間界・地獄の3つの世界があるという設定。
本来ならばそれぞれの世界の住人は他の世界に行くことはできません。
しかし、天界と人間界、地獄と人間界を自由に行き来する存在がいます。それが「ハーフブリード」です。彼らは人間の姿をして人間界に溶け込み、バランスがとれるようにそれぞれを見張っています。
今作では悪魔であるマモンが人間界を支配するために地獄から出てこようとしています。それを手引きしていたのが悪魔のハーフブリードであるバルサザールでした。彼がアンジェラの肉体をゲートにしてマモンが人間界に来られるように暗躍していました。
そして、こちらも裏でマモンと手を組んで暗躍していたのが天使のハーフブリード「ガブリエル」でした。
彼女は悪魔を人間界に放つことを人間に対する試練とし、神からの恩寵に値する存在になるべきという考えのもと行動しています。
結局最後には神から見放され、力を奪われてしまいました。
マモンの人間界への進出がまもなく、というタイミングで親であるサタンが不敵に笑いながら現れます。。。
ラストは
ガブリエルの前になす術がなくなったジョン。
側にあったガラスの破片で自ら手首を切り、自殺を図ります。キリスト教での自殺は地獄行きを意味します。
彼の死ぬ直前、地獄の王、サタンが彼の前に現れます。白スーツに足元は裸足に黒い液体という異様な出で立ちの男はジョンと過去に因縁があったようです。
彼を地獄に引き入れることを心待ちにしており、自ら迎えに来た、と語っています。
それを読んでいたジョン。マモンが人間界に来ようとしていることを伝え、止めるよう仕向けます。
マモンがアンジェラの腹から出てくる寸前、時間を止めて悠然と歩きながらそれを阻止するサタン。めちゃくちゃ強いやん。
あっさりマモンを地獄に戻し、攻撃してきたガブリエルの羽を焼き焦がしてしまいます。
最後は狙い通りジョンを連れて行こうと彼を引っ張っていきますが、急に動かなくなってしまいます。彼は自殺をしましたが、それは他人を助けるための自己犠牲だと神が判断し、天界へ送ってくれるようです。
天界へと向かうジョン。後ろにいるサタンに中指を立てながら空へと飛んでいきます。今作屈指のシーンですね。
しかしそれを許さないサタン。彼の胸に手を突っ込み(文字通り)、肺の腫瘍を取り除きます。これは彼が病死するのを防ぎ、生きて人間界にとどまることを意味します。
いずれまた地獄に引き入れるチャンスをうかがうことを宣言し、彼は姿を消しました。
エンドクレジット後でのシーンは
この映画の特徴、それはエンドロール後に映像があること。
最近ではマーベルシリーズなどでおなじみになっているこのタイプの追加映像ですが、この当時ではあまりなく、劇場で見逃した人もいるかもしれませんね。
ジョンの助手として働くチャズ。能力はまだまだですが知識を蓄え、ジョンを助けます。
マモンがアンジェラの腹から出てこようとした際にも、ジョンと協力して抑え込むなど、活躍していましたが、その直後、何者かの力により攻撃を受け、そのまま死亡してしまいます。
エンドロール後の映像では彼の墓を訪れたジョンが自分のライターを置いて立ち去る様子が描かれます。
その時、後ろから現れたのがチャズ。背中にはガブリエルのような羽が生えていました。
天界のハーフブリードとなり、天界と人間界を繋ぐ役割を担ったことが分かり、物語は幕を閉じます。
この終わり方も良いですね。チャズだけ報われなさ過ぎたので神様が救ってくれたのでしょうか。
ガブリエルの抜け番にそのままチャズが抜擢されたということなんでしょうね。
フワッと飛んでいく姿がかっこいいです。
続編はいつ?
正直なところまだ具体的にいつかは分かっていません。
しかし主演のキアヌ・リーブス、サタン役のピーター・ストーメアがでるとされており、監督も同じフランシス・ローレンス監督がメガホンをとるようです。
また厨二感満載の世界観を見せてくれることに期待したいですね。
レイチェル・ワイズは次回作で登場するのは難しいかもしれないですね。1作目で彼女に関する問題は解決してしまいましたので。。。もちろん出てほしいけど。
他にも、元悪魔祓いの中立者、パパ・ミッドナイトやハーフブリードになったチャズなどは登場してきて欲しいところです。
おわりに
今回は映画「コンスタンティン」を紹介しました。
17年ぶりに続編の製作が明らかになった本作。
1作目を引き継ぎつつも、どのような時代、世界の物語を描いてくれるのか楽しみですね。
そもそも続編ありきで作られていなさそうな本作。
あまり前作とは関係のないストーリーで進んでいくのかなと予想していますが。。。
まだ先になりそうな続編公開。キアヌもジョン・ウィックの続編など様々な映画に出演する超売れっ子なので大変ですね^^
ということで気になった方、観たことある方ももう一度観てみてください!それでは!
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