ヨーダのキャラクター解説!強さは?種族は?師匠は?無能ってホント?

SF

今回はスター・ウォーズに登場する緑のおじいちゃん、ヨーダを解説していきます。

ルークやアナキンをはじめ、数々のジェダイを育てた伝説のジェダイマスターは色々と謎が多い人物でもあります。

彼の生い立ちや能力などを解説します!それではいきましょー。

生い立ち

ヨーダは多くのジェダイのように、幼い頃にスカウトされてジェダイになったわけではありません。

彼の生まれは約900年前(ヤヴィンの戦いから)。若い頃、友人と二人で宇宙船で宇宙を航行していました。その際、宇宙船が小惑星と衝突し、宇宙をさまようことになります。燃料や食料が底をつき始め、いよいよ死を覚悟したものの、残りわずかな燃料で近くの惑星に不時着。そこで彼らはジェダイマスターのヌカタ・デル・ゴーモというエイリアンに出くわします。ヨーダと友人の2人がフォース感知者であることを見抜いたヌカタ・デル・ゴーモは彼らを助け、コルサントへと連れて行ったのでした。

ヨーダはそこからヌカタ・デル・ゴーモの元でフォースを学びました。

つまりヨーダの師匠はこのヌカタ・デル・ゴーモと言うエイリアンになります。

勿論かなり昔の話なのでヌカタ・デル・ゴーモが生きている可能性は低いですが、救助から訓練までの映像作品を観たいですね。

何者なのか?種族は?

彼は身長66㎝と非常に小柄な男性です。ジェダイは人間だけでなくエイリアンも数多く存在していますが、彼もその一人。緑色で耳がとがった姿が特徴的です。彼の種族や生まれた星は謎に包まれており明かされていません。これは製作陣が謎に包まれていた方がロマンがあるため、あえてそうしているとのこと。中々粋なことをしますね。

同じ種族はこれまでに登場したのは同じ時代に生きたジェダイマスターの女性、ヤドルと「マンダロリアン」でおなじみの赤ちゃん、グローグーがいます。いずれも高いフォース感知能力を持っています。彼の種族はもしかすると太古からジェダイとして活躍していたのかもしれませんね。実際そんな考察もファンの中ではあるようです。

ジェダイマスターとして

ジェダイになって100年以内にマスターの称号を得ており、そこから多くのパダワンを育てることになります。

彼のパダワンとして印象深いのはドゥークー伯爵でしょうか。ドゥークーはダークサイドに堕ちてしまいますが、それまでの実力を見ても優秀なジェダイだったことは間違いありません。

ちなみにドゥークーはヨーダがパダワンとして教えた最後の人物でした。

その後はナイトになったジェダイにアドバイスしたり、ジェダイを退いた後にフォースを教えたりしていましたね。

他にもオビワンや若い頃のケイナン・ジャラスも彼から教えを受けています。

最近だと「アコライト」のラストでジェダイマスターのヴァーネストラが彼に助けを求めています。エピソード1の100年ほど前のこの時点でも彼は長老として偉大な地位にいたことが分かりますね。彼の本シリーズでの活躍も楽しみでしたが残念ながらアコライトシリーズは1シリーズで打ち切りになってしまいました。。。

実力

ヨーダの実力は作中トップクラスです。ジェダイの長老として多くのジェダイ達を率いてきたので当然と言えば当然ですが。。。

彼の戦闘スタイルはエピソード2で初めて描かれました。ライトセーバーはフォーム4 アタロを使用し、アクロバティックな動きで小さい体を補いながら戦います。彼のライトセーバーは身体に合わせた短いものとなっています。エピソード3では同じアタロ使いのダース・シディアスと戦闘。勝利することはできませんでしたが2人の戦いはSW史に残る伝説的な戦いとなりました。

ちなみに彼はすべてのライトセーバーのフォームを使えるようです。敢えてアタロを使っているんですね。

そして彼の強さの秘訣は何よりもフォースの強さです。アタロのアクロバティックな戦闘はフォースで肉体を強化しているためできる芸当です。また、シディアスやドゥークーの放つ電撃を手で受け止めることも可能です。

そして彼は死後、フォースと一体化し、霊体として生き続けることができている数少ないジェダイの一人です。この技を先に会得した孫弟子のクワイ=ガン・ジンから教わり、アナキンやさらにその先の時代のジェダイ達を見守りました。

ルークとの関係

ヨーダの初登場はエピソード5。シディアスとの戦いに敗れ、隠れて生活をしていたヨーダの元に修行に訪れたルーク。ヨーダはそこであえてはじめは道化を演じました。わしのじゃ!

最初はルークに教えることを拒否していたヨーダ。しかしオビワンに説得され、彼に修行を付けることになります。結果的にこれが功を奏し、ルークはジェダイとしての力をつけることができ、後のジェダイ再興につながっていくんですね。

なぜダゴバで隠遁していたのか

エピソード5で登場するダゴバは、ヨーダが隠れ住むにはぴったりの場所でした。なぜ彼はあの湿地の惑星を選んだのか?実はダゴバには強いフォースの集中点があります。これが彼のフォースの気配をシディアスらから隠す手助けをしていたとされています。また、ヨーダのような知識人にとって、静かな環境は深い瞑想や研究を行うのに理想的だったのかもしれません。

無能と言われることも?

ヨーダの実力は作中最強とも言えるほど。しかしそんな彼が「無能」と批判されることも少なくないです。特にクローン戦争時代、ジェダイ評議会を率いていた人物として、評議会の旧態依然の考え方やシスへの対応の不完全さなどは、批判を招く理由の一つとなっています。

ジェダイマスターとして平和を守る立場でありながら、シスの陰謀に気づくことができず、結果、アナキンも闇堕ちし、自身もシディアスに敗北してしまい、ほとんどのジェダイが命を落とすことにつながったとも言えます。アナキンの弟子、アソーカがジェダイを去ることになったエピソードなどは、ジェダイ評議会の驕りのようなものが見え、何とも言えないストーリーとなっていました。

そうしたエピソードから彼を無能と揶揄する声はあるものの、最終的にはルークを育て、銀河に平和をもたらすことに貢献していることや、ジェダイとしての実力は本物だと思います。決して無能という言葉で片付けられるキャラクターではなく、逆に言えば全知全能ではないというのが彼の魅力でもあるのかもしれないですね。

彼が戦闘に出ると、観ている我々をワクワクさせてくれるキャラクターでした。

個人的にはクローンウォーズ終盤に、彼の修行エピソードが好きです。あのレベルの人物でもフォースについて学ぶための修行を行っているって良いですよね。

終わりに

今回はスターウォーズシリーズに登場する、ヨーダについて紹介しました。スターウォーズの中でもトップクラスに有名で、シリーズを通しての活躍が多く、彼の視点で物語を観るとまた違った見方ができそうで、面白いですね。キャラクターごとに視点を考えながらストーリーを改めて見直すのもよいのでは?

そしてヨーダはまだ登場してくる余地がありそうなので、再登場にも期待しましょう!今後も様々な映画キャラクターの紹介をしてきたいと思います!
それでは!

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