今回は映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」を紹介します。
元々はロールプレイングテーブルゲームが原作の本作。キャストが豪華で中々に気合の入った映画だなーと思ってましたが内容も面白かったです。
今回はそんな映画のあらすじ、キャスト、見どころなどをまとめて紹介していきます!それではいきましょー。
※ややネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
失った妻を取り戻すため、盗みを働き、捕らえられていた盗賊のエドガン。相棒のホルガと協力し、脱獄することに成功する。
離ればなれになった娘と再会するため、かつて暮らしていたネバー・ウィンターの街を訪れていた。
そこで出会ったのが、かつて共に盗みを働いていた詐欺師のフォージ。彼は口先の上手さでのし上がり、街の領主となっていたのだった。
そして彼と共に生活していたのは、エドガンの娘、キーラだった。感動の再会かと思われたが、キーラは彼を拒絶する。実はフォージは彼女に、親子が離ればなれになったのは、欲に溺れたエドガンのせいだと嘘を教え込んでいたのだった。
せっかくの再会が台無し。さらにエドガン達が捕らえられたのも裏でフォージが手を引いていたことを知る。
絶望に打ちひしがれるエドガン。何とか娘を取り戻し、さらに失った妻をよみがえらせることができる石板を手に入れるため、もう一度立ち上がることを決意する。
相棒のホルガに、ヘタレ魔法使いのサイモン、様々な生物に変身することができるドリックらと手を組み、巨悪に立ち向かう。果たしてデコボコパーティーはフォージを倒すことができるのか。さらにその裏で暗躍する存在が彼らを見張っていたのだった。。。
世界的RPGを映画化!
原作である「ダンジョンズ&ドラゴンズ」はアメリカ発世界的人気を博したボードゲーム。
実は世界で最初に作られたRPGと言われています。
私自身も名前は知っていましたがボードゲーム自体は遊んだことはありません。。。
何か遊戯王にも似たような名前のゲームがあったような。
過去にも映画化がされており、こちらは3部作で作られるほど力を入れて作られていました。日本ではあまりヒットしませんでしたが。。。
今作はその映画のリブート版という位置づけになっています。
主演にクリス・パイン、相棒のホルガをミシェル・ロドリゲスが演じるなど、かなりキャストを豪華にし、映像面でもお金をかけて作ったのが分かります。
RPGの持つファンタジーな世界観を壊さずに、初見の人、様々なファンタジー映画に触れてきた人でも親しみやすい内容になっています。
キャスト陣が豪華!
先にも記載した通り、主人公のエドガンを演じるのはクリス・パイン。
最近では「ワンダーウーマン」シリーズでワンダーウーマンの恋人を演じていましたね。うらやましい
色々な映画に主演で出演しているその実力は間違いなし。今作ではお調子者で普段はふざけていますが、やる時はやる男を見事に演じています。
こういう役が一番彼に合っている気もしますけど。
相棒の女戦士ホルガを演じるのはミシェル・ロドリゲス。強い女と言えばこの人。今作でも大抵の敵はこの人が倒していました。
後に仲間となるヘタレ魔法使いのサイモンは若手俳優、ジャスティス・スミスが演じました。「ジュラシックワールド」などでもおなじみのナヨっとしたイメージのある彼ですが、最後には覚醒。強力な魔法を使いこなし、たくましさを見せていました。
どんな生物でも変身することができるドリックを演じるのはソフィア・リリス。どこかで観たことあるなーと思ってましたがリメイク版の「IT」に出てましたね。
さらに最大の敵となるフォージを演じるのはまさかのヒュー・グラント。かなりの大物ですが今回は姑息な詐欺師を演じています。
そしてこっそり登場していたのがブラッドリー・クーパー。ホルガの元夫の小人をしれっと演じています。あまりにチョイ役すぎて見間違いかと思いました。実は今作最大の見どころかも。
ストーリー自体は分かりやすい
今作は、主人公たちが「ダンジョン」を乗り越え、悪と戦っていくという子どもでもわかりやすいストーリーとなっています。
主人公たちの軽妙な掛け合いは観ていて気持ちよく、真面目と不真面目のバランスが良い映画です。
勧善懲悪のストーリーで、最後はしっかり主人公たちが勝利する、と言うのも安定しています。この手の映画に最後のどんでん返しは求めてないですしね。
大人も子供も楽しめる映画です。媚びを売る
吹き替えも豪華?
実は今作、吹き替えも豪華なんです。
武内駿輔、甲斐田裕子、木村昴、中村悠一、森田順一、沢城みゆきなど、スターぞろい。
主要キャラだけでなく、しゃべる死体役で神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一など、何でそんな役やねんと突っ込みたくなるような役どころで登場してきます。
さらに、YoutubeやTiktokでおなじみのKevin’s English Roomの3人がいろんな所で登場してきます。
一ついうのであれば、ドリックの声がすこーし慣れてないのかなという印象はありましたが全体を通してみれば声優目当てで吹き替え版を見るのもありですね。
おわりに
今回は映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」を紹介しました。
分かりやすく楽しめるストーリーながら、キャスト陣の確かな演技力など、映画好きでも楽しめる作りになっています。
クリス・パインのハマリっぷりにも注目です。
気楽に観られるエンタメ映画としてはとても良作だと思います。気になる方はぜひ観てみてね!それでは!
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