ディズニーが誇る大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」。海賊たちが世界の海を又にかけ活躍する超大作シリーズです。今回はそんなシリーズに登場する主要キャラクター達をまとめて紹介していきます。
シリーズを通して魅力的なキャラが多い本作。皆さんは全員知ってますか?
それではいきましょー。
※本編のネタバレを含みます。ご注意ください。
ジャック・スパロウ
シリーズを通しての主人公。伝説的な海賊。
飄々として何を考えているかわからない態度とは裏腹にここぞという時には強さと正義感を発揮するのが魅力。
世界中の海を支配する9人の海賊長の一人でもある実は普通にすごい人です。
彼の若い頃はあまり明かされていません。しかし作中にも父親が登場しています。
それが「掟の番人」として知られるキャプテン・ティーグです。彼もまた伝説的な海賊長でした。親子の仲はあまりよくありませんでしたがジャックが多くの功績を残すにつれて少しずつ関係はよくなっていきました。
彼の最も愛した船、ブラックパール号は最も速い船として有名であり、作中でもジャックがとても大切に思っていることが分かります。
シリーズ第1作「呪われた海賊たち」では物語前に奪われたブラックパール号を奪還するためにボロボロの船に乗って最初の港、ポートロイヤルにたどり着くところから始まります。ちなみにあのボロボロの船、ジョリー・モン号という名前がついています。
海賊として自由を追い求め、時に正義のために活躍するっていうのがカッコイイですね。
ヘクター・バルボッサ
ジャックとライバル的関係にある伝説的海賊。
元々はジャックが船長を務める船、ブラックパール号の乗組員でしたが、他の乗組員を唆して反乱を起こし、ジャックからパール号を奪いました。さすが海賊
「呪われた海賊たち」では、過去に盗んだアステカの金貨の影響で不死身の体となっていた体を元に戻すため、ジャック達と戦います。
なぜ不死身の体を元に戻すのかというと、不死身の状態では食べ物の味もわからず、美しい女性を抱いても心は癒されないと言います。永遠に満たされることがないことは死ぬことよりも辛いんですね。
物語のラストでジャックに銃で撃たれましたがその後復活。
クラーケンによって食われてしまったジャックをよみがえらせるため、バルボッサの力が必要だったのです。
なんやかんやあってよみがえったジャックとは、つかず離れずの関係を保ちながら、恋人かな?海を支配するデイヴィ・ジョーンズと戦い、勝利に貢献しました。
その後姿をくらましていましたが、イギリスの海賊、黒ひげの攻撃に遭い右足を切断、彼への復讐のため戦いました。
シリーズ最終作「最後の海賊」では実の娘であるカリーナ・スミスが登場。
出自を知らない彼女に正体を明かさず接していた彼でしたが、最後は娘の命を守るため、自ら犠牲になり、海の底に沈んでいきました。。。
ウィル・ターナー
クソイケメン。嫉妬すらわかないほどのイケメン。
元々は鍛冶屋として剣を作っていましたが、ジャックと出会い、海賊として海に出ることになります。
また、総督の娘、エリザベスと出会い、恋に落ちます。彼女との間にもうけた彼の息子が「ワールド・エンド」「最後の海賊」に登場します。
自分の父親の正体を知るため、ジャックと行動を共にしますが、その正体が海賊だったことをしり衝撃を受けます。そして自分も着実に同じ道を歩んでいるのが親子ですね。
「ワールド・エンド」では瀕死の際にジャックが彼の手を使ってデイヴィ・ジョーンズを殺すことになります。
デイヴィ・ジョーンズを殺すと、殺したものが彼の船、フライング・ダッチマン号を引き継ぎ、10年に1度しか陸地に上がれなくなります。
この呪いを解こうとしたのが彼の息子、ヘンリー。「最後の海賊」では呪いを解くためのポセイドンの槍がキーになってきます。
最終的には無事呪いが解け、エリザベスとヘンリーの元へ帰ることに成功。幸せに暮らすことができました。
デイヴィ・ジョーンズ
七つの海の支配者。タコおじさん。シリーズ通して最大の敵と言ってもいいでしょう。元は船乗りでしたが、海の神カリプソと恋に落ちます。その結果、死者の魂を船であの世へ送るという仕事をすることに。大変だね
彼は基本的に不死身です。これは自分の心臓を抉り出し、死者の宝箱に入れたことにより、心臓を攻撃されることがなくなったためです。
死者の魂を送る仕事すら放棄し、海で暴れまわりはじめました。巨大なクラーケンを使い、狙った船ごと沈め、多くの船乗りたちを殺してきました。
ジャックとも過去に対面しており、壊れていたブラックパール号を修復する代わりに、彼の元で100年間働くことを約束していましたが、ジャックがそれを反故にしたことでジャックを執拗に追いかけます。
しかし、団結した海賊たちとの戦いに敗れ、最後は瀕死のウィルの手にあった剣で心臓を刺され、死亡しました。
その後、彼の船、フライング・ダッチマン号の船長となったウィルでしたが、彼の呪いが解け、ふたたび地上に上がると、彼の寝ていたベッドの下にフジツボが付いているのが分かります。
これはデイヴィ・ジョーンズが復活したことを示唆しており、再び海は大混乱になることが示されて、シリーズが終了するのです。
続編の予定があったのかはわかりませんが、ただで終わらない男、さすがです。
エドワード・ティーグ
「ワールド・エンド」以降の作品に登場するジャックの父親。
あのジャックですら名前を聞いただけで顔が引きつってしまうほどの大海賊です。
「掟の番人」と呼ばれ、掟をないがしろにする人間を撃ち殺したことも。
なぜか奥さん(=ジャックの母)の頭のミイラを肌身離さず持っていました。ジャックからおふくろ元気?と聞かれた際にはこのミイラを見せていました。えぇ、、、
強面で冷酷な一面もありますが、ジャックとは現在の関係は悪くないようです。親子の会話のシーンが思いのほかありますね。
演じるのはミュージシャン、キース・リチャーズ。作中でも華麗にギターを弾いている姿が印象的でした。
「ワールド・エンド」ではジャック達と共に戦い、ベケット、デイヴィ・ジョーンズ達を退けました。
黒ひげ
「命の泉」に登場する最も悪名高い海賊。本名はエドワード・ティーチ。
永遠の命が手に入るという命の泉を探し求めジャックと争います。
娘のアンジェリカすらも利用し、命の泉へとたどり着きます。
非常に強力な海賊で、バルボッサの乗る船を沈め、彼の右足の切断を余儀なくしました。
どちらかが永遠の命、どちらかが死亡という水の入った杯を手にした黒ひげ。娘の命を顧みず永遠の命を選び、アンジェリカに死の水を飲むよう迫ります。うーん冷酷
しかしジャックが反対の効果の水を教えていたため彼は命を奪われ、アンジェリカが命の水を飲むことになりました。勧善懲悪だね
アルマンド・サラザール
海賊を狩る者。元はスペイン海軍の要職についていた彼は世界中の海賊たちを殺してきました。しかし若い頃のジャックによって魔の三角海域と呼ばれる不思議な海域に追いやられ海に沈みます。
しかし、それだけでは終わりませんでした。魔の三角海域では死ぬことができず、10年以上の期間、海の底にいることを余儀なくされてしまいました。
このことから彼はジャックを恨み、何としても復讐を果たすことを誓います。
手始めにバルボッサの船を沈め、ジャックの行方を捜します。かませにされるの悲しい
サラザールは同時に元の人間の姿に戻ることを切望しており、呪われた姿からもとに戻るため、ポセイドンの槍を探し求めます。
圧倒的な強さで槍を手にし、人間に戻ったサラザール。
しかし、最後には娘を守ろうとしたバルボッサに道連れにされ、海に沈んでいきました。
おわりに
今回は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに登場する主要キャラクター達をザックリですがまとめてみました。
このほかにもたくさんの魅力的なキャラクターが登場し、大スケールのバトルが展開されていくのが本シリーズの見どころ。
また、海感満載のあの音楽もスゴイですよね。あの音楽を聞くだけでワクワクが止まりません。
そして大人から子供まで幅広く楽しめる分かりやすいストーリー。海賊という本来悪なはずのキャラクター達を魅力的にするストーリーには本当に引き込まれます。
観たことがある方はとても多いとは思いますが、改めて今観返してみると新たな発見があるかもしれません。ぜひ見てみてください!それでは!
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