今回は映画「アムステルダム」を紹介します。
超豪華キャストで送る史実を元にした戦争を食い止めるために奮闘した変人達の物語です。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デイヴィッド・ワシントンの今をときめく3人を主演に迎えコミカルに描いた本作。
今回は映画のあらすじや登場するキャスト陣、結末などをまとめて紹介していきます。
それではいきましょー。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
1930年代。かつて軍医として戦地に赴いた経験のあるバート・ベレンゼンは、戦地で心と体に傷を負った軍人たちの診療にあたっていた。
ある時同じ戦地に行った親友のハロルドから依頼を受け、当時の将軍、ミーキンズ将軍が死亡したため、遺体を解剖することになる。
何者かに毒殺された可能性のある将軍。解剖の依頼主である将軍の娘リズも、バートとハロルドの目の前で殺されてしまう。あろうことか、リズ殺しの罪の容疑者にされてしまうバートとハロルド。
事件の裏で手を引いているのは、ただならぬ存在であることを感じ始めた2人。事件の詳細を求め、地元の富豪、トム・ヴォーズの家を訪ね、事情を話すことにする。そこに居たのは、かつて同じ戦地でバート、ハロルドとの3人で友情を深めたヴァレリーだった。
3人はかつてアムステルダムで同じ時を過ごし、幸せに暮らしていた。
愛する妻のために帰国したバート、彼を追い帰国したハロルドだったが、その後ヴァレリーの行方は分からくなっていた。
3人は再び行動を共にし、事件の解決、裏で暗躍している何者かの正体を突き止めることにするのだった。
事件を追ううち、手を引いている存在は再び世界大戦を起こそうと企んでいることを知る。
果たして3人は戦争を止め、暗躍する何者かの正体を暴くことができるのか。。。
戦争を止めるために奔走する変人達の物語
本作は第一次大戦後、戦地に赴いた経験を持つ医師が、再び戦争を起こさないよう仲間と協力し、強大な存在と戦う物語です。
ミーキンズ将軍の娘、リズを殺したと容疑をかけられたバートとハロルド。2人は疑いを晴らし、真犯人を突き止めるため行動を開始します。
調べを進めていくうちにかつての友、ヴァレリーと再会。3人は世界を牛耳ろうと企む組織「5人委員会」の存在を突き止めます。
それはヒトラーやムッソリーニといったファシストの政党の関係者で、アメリカを支配するため、ギル将軍を支配下に置こうとしていたのでした。
この狙いを逆手に取りギル将軍と協力し、真犯人をあぶりだすために3人は策を練ることにします。
超超超豪華キャスト陣!
今作最大の見どころはなんといってもキャスト陣。
ハリウッドでその名を馳せる圧倒的なキャスト達が物語を彩ります。
主人公バートを演じるのはクリスチャン・ベール。メソッド演技法で知られる彼。今作ではやせ細った体に仕上げてきてますね。
バートの親友ハロルドを演じるのはジョン・デイヴィッド・ワシントン。「TENET」で主人公の名もなき男を演じた彼。髭を剃った顔は初めて見るかも。TENETでは見せなかった笑顔も目立ちます。
2人の友人のヴァレリー役にはマーゴット・ロビー。個人的にハリウッドNo,1美人だと思うんですよね。今作でも魅力を遺憾なく発揮しています。。。
物語の終盤、元将軍のギルを演じるのはロバート・デ・ニーロ。圧倒的風格。
そのほかにも、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック。他にもアニャ・テイラー・ジョイ、マイケル・シャノンなど超豪華キャストが次々登場。
なぜかテイラースウィフトが出てるのには笑ってしまいました。
あとジュラシック・パーク3に出てくるビリー役の人も出てます!擦り切れるまで観た映画なのですぐわかりました^^
ウィル・スミスに殴られたことでおなじみのクリス・ロックも出てます!
変人でも正義は忘れない
思わぬ形で再会を果たした3人。
中々の個性を持つ彼ら。しかし戦争の惨禍を再び起こしてはいけないという強い思いから、必死に事件の黒幕を追いかけます。
最後の頼みの綱はミーキンズ将軍の旧友のギル将軍。彼にもすでに暗躍する組織からの誘いがかかっていましたが、正義感の強い彼は断り続けていました。
バートはギル将軍に演説で真実を語ってくれと頼みます。
演説が成功すれば真犯人をあぶりだし、戦争を阻止できる。しかし演説直前、一連の事件の黒幕である5人委員会のメンバー達がギル将軍に語り掛けます。
お前を簡単に歴史から消し去ることもできる。よく考えて演説すべき、と忠告を受けたギル将軍。
どちらに転ぶかハラハラの中、ギル将軍は演台に立ちます。
どんなに脅されてもくじけることのない強い精神を持つギル将軍。事件の真相を語り、裏に潜む強大な存在を明らかにします。
演説の終盤には、銃で狙撃されるというアクシデントがありましたが無事演説を終え、ミーキンズ将軍殺しの犯人を捕まえることに成功します。
彼の勇敢な精神とバート達の活躍により、平和は保たれたのでした。
ちなみに最後のギル将軍の演説は、実在の人物である元海軍のスメドリー・バトラーの行った演説と同じものでした。エンディングには彼の本当の演説とロバート・デ・ニーロの演説が重ねられ、そのシンクロ度合に驚かされます。
恐ろしい演技力やでホンマに・・・。
おわりに
今回は映画「アムステルダム」を紹介しました。
クリスチャン・ベールが主演ということで、今回もしっかり役作りしてくるのだろうと思いましたがやはりその予想は当たっていましたね。
バットマンの頃からすると一目瞭然。
片目が義眼という設定のため、左右の目が別々の方向を向いているシーンが多々ありました。
これすらも自分でやってそう。。。
彼に始まり、続々と登場してくる豪華なキャスト陣。彼らを見るために劇場に行くのもありでしょう。それだけの価値がある俳優たちが勢ぞろいです。
ということでぜひ劇場で観てみてください!それでは!
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