ディズニー+にて配信されている「プレデター：ザ・プレイ」。今回はシリーズ最新作となる本作のあらすじ、見どころなどをまとめて紹介します。
これまでの作品とは少し毛色の違う作品ですが、強力な謎の生物に追われるという緊迫感のある力作だと思います。
それではいきましょー。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
1700年代。アメリカのとある部族の少女、ナルは一人前になるため、狩りの練習をしていた。ある時ナルは上空から飛来する謎の物体を目撃する。
その頃から、ナルの暮らす村周辺ではおかしなことが起こり始める。ライオンとみられる生物に村の狩人たちが襲われたり、明らかに動物のものではない大きさの足跡が見つかったりと、不可解な出来事は続く。
熊やライオン以外の何者かがいることを感じ取っていたナル。狩人たちに危険を知らせようとするが、聞き入れてもらえない。
仲間たちに不満の募ったナルは一人で正体不明の存在を探しに出かける。
しばらくすると、大型の熊が水辺にいるのに気が付く。弓で狙いを定めるナル。しかし弓が射る直前のところで壊れ、熊に追い詰められてしまう。
ここまでかと思われた矢先、熊が何かと戦い始める。
透明だが確実に存在する何者か。それは熊を圧倒し、素手で熊の体を持ち上げてしまうほどの怪力。
透明だったそれは熊の返り血により恐ろしい姿を現した。人間よりもはるかに大きい体に驚異的なパワー。そして透明になり、未知のハイテク武器で戦う謎の生物。
果たしてナルはそれと戦い勝利することができるのか。圧倒的な力で人間を狩る「プレデター」との戦いが始まった。。。
プレデターシリーズ最新作
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の第１作目から35年。
これまで複数の続編、関連作品が作られてきました。
個人的に印象に残っているのはまさかのコラボが実現した「エイリアンVSプレデター」。
２種のヤバすぎる生物の戦いに無力な人間が巻き込まれていく様は謎のワクワク感がありました。終盤に登場するエイリアン・クイーンも魅力的でした。
今作は時代的には約300年前の設定。この手の作品にしては結構思い切った設定ですよね。ただでさえ勝ち目のないプレデターに対し、原始的な斧や槍で戦いを挑む人間という絶対に勝てない構図が、まさに捕食者であるプレデターの強さを引き立たせます。
第１作目に近づけた本作
今作の特徴は、プレデターという存在が全く謎に包まれており、人間たちはその脅威と相対してもほとんど何もできないという点です。
今作というかシリーズ全体を通してそうか。。。
今のように武器も連絡手段もない時代だからこそ、プレデターの脅威は今よりも数段上に見えます。
映画を観ている我々はプレデターというものの存在を認知していても、映画の中のキャラたちは初めて見る圧倒的な存在に恐怖の表情を浮かべます。
第１作目ではシュワちゃんはジャングルで泥だらけになりながら未知の生物、プレデターと戦っていました。
今作でも主人公のナルはジャングルの中でプレデターと戦闘を繰り広げることになります。
どこからともなくプレデターが現れるという緊張感は、観ているこちらを釘付けにします。
今回のプレデターの姿
今作でのプレデターはマスクが特徴的でした。
動物の頭蓋骨を彷彿とさせる不気味なマスク。しかし機能はしっかりハイテクな所がカッコイイです。
特徴的な３点のポインターで狙いを定め、追尾型の矢を放ちます。ここはレーザー砲的なものではないのね。
なんとなくですが今作のプレデターは他の作品よりもスリムな気がします。
他作品だとゴリゴリのマッチョなイメージが強いです。
モデル体型なプレデターもカッコイイですね。
昨今のプレデターは巨大化したり何体も出てきたりしてましたが、今作では１体だけ。
何を考えているかわからず、理不尽に襲ってきます。。。
戦いの行方
透明になりながら襲ってくるプレデター。
ナルは兄を殺された仇を撃つことを誓います。
罠を張り少しずつダメージを与えていくナル。
最後はプレデターの放った矢が自身の脳を貫きます。外れたマスクの照準がプレデター自身の頭に当たっていたことに気づかなかったようです。ドジっ子かな。
朝、部族の前にプレデターの頭を持って現れたナル。
一人前として認められたようです。そらあんなん倒してんだからね。。。
続編はある？
これまで５作品に渡って作られてきたプレデターシリーズ。
このシリーズの続編はあるのでしょうか。
エンドロールでは、挿絵に空からプレデターの乗っているであろう飛行船が複数艦現れたところで終幕しました。
これはただのファンサービス的な色合いが強いでしょうが、仲間を倒されたことで更なる逆襲が、、、的な展開も可能ではあると思います。
まだ続編の情報は入っていませんが、プレデターシリーズを終わらせるのはもったいないです。
次回作にも期待したいですね。
おわりに
今回は、「プレデター：ザ・プレイ」を紹介しました。
プレデターの素性一切明かさない謎な感じや、普通に戦ったら絶対に勝てない圧倒的強者感を見事に描いた作品だと思います。
第１作目に意図的に近づけたと思われる本作。最近の作品とは違ったテイストで楽しめると思います。
個人的にはエイリアンとまた戦ってほしいなとは思っているんですが＾＾；
エイリアンを応援してたなんて声を大にして言えないんですけどね。。。
それでは！
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