今回は映画「MEG ザ・モンスター」の紹介をしていきます。
アメリカと中国の合作となるサメ映画である本作。
圧倒的なサイズ感で襲い掛かってくる巨大サメ、メガロドンとの戦い描く大作です。
今回は映画のあらすじ、作中に登場するメガロドンについてなどまとめて解説していきます!
それではいきましょー。
※ネタバレを含みます。ご注意ください。
あらすじ
5年前、沈没した潜水艦の救助に向かうレスキュー隊のジョナス。
潜水艦の乗務員を助ける最中、海中で超巨大な何者かが船の外にいることに気づく。
それは船を執拗に攻撃し、船は崩壊の危機に瀕していた。
ジョナスは何とか救助を続けるも、このままでは危険と判断し、数名の乗組員を潜水艦に残し、その場を後にする。船外にいるそれは潜水艦を襲い、潜水艦は爆破を起こし、残された乗員は死亡してしまう。多くの人を助けたものの、数名の乗組員を見殺しにしてしまったジョナスは海に潜るのをやめたのだった。
5年後、中国の海。海底調査を行っているジャン博士一行。
海の底と思われていた地面の先にさらに潜れることを発見した調査隊は先へ潜り込んでいく。
しかしその先で待ち受けていたのは謎の巨大な生物だった。
それの襲撃を受け行動不能になった調査隊一行。調査隊にはジョナスの元妻、ローリーも含まれていた。
慌ててジャン博士の娘であるスーインが助けに向かう。しかし彼女も巨大な生物に襲われてしまう。
海底でついに姿を現す巨大生物。それは遥か昔に絶滅したはずの巨大サメ、メガロドンだった。
調査隊の危機を救えるのは、かつてそれと対峙したことがあるジョナスしかいない。
助けを求められたジョナスはすぐさま海の底へと向かう。。。
米中合作の気合の入った映画!
本作はアメリカ、中国の合作映画です。
中国資本が大量に投入されており、気合の入り方が分かります。
主演にはジェイソン・ステイサムを起用。海を泳ぐメガロドンはフルCGで作られています。
一応原作があり、そちらに準拠した内容となっています。
気合の入った作品のため、他のサメ映画と比べるとチープさが無い作品となっています。
まあ他のサメは空飛んだり頭がいっぱいあったりするんでアレなんですけどね^^
細かいことは気にしない!王道展開のサメ映画
物語は人vs巨大サメであるメガロドンという構図。
巨大なサメは船を丸ごと沈めることができるほど強力。
海の底のさらに下の未開の領域。そこからやってきたというメガロドン。
既に無理がある設定ですがそれもロマンがあってヨシ!
ラストの人で賑わうビーチにやってくるシーンも「んな無茶な…」とは思いますがそれこそサメ映画の醍醐味。
観客のアホらしさも最高です。
何も考えずに楽しめる娯楽映画として完成度は高いと思います。
メガロドンは実在する?
作中で脅威となるメガロドン。
かつてこの海で最強と言われていた捕食者で、およそ150万年前に絶滅したとされています。
現代のサメ自体が生きた化石と呼ばれるほど昔から姿形を変えずにそのまま生息していますね。
おそらく見た目は現在のホホジロザメが巨大になったものと見て良いでしょう。
サイズは10~15メートルとされており、実は本作で登場するメガロドンよりも実際は小ぶりだったことが分かっています。
予告やポスターのイメージ画像とは大分サイズが違うような…。
本作では絶滅したと思われていたメガロドンが実は深海でひっそりと生きていたという設定です。
深海とか未知の生物とかのロマンを詰め込んだ映画ですね!
序盤で出てくる巨大イカもワクワク感があってよかったです。
退場が早すぎたけど。。。
ジェイソン・ステイサムがカッコよすぎる
今作の主演、ジョナスを演じるのはジェイソン・ステイサム。
アクション俳優として様々な映画で活躍する彼。実は彼元々飛び込みの選手という生粋の海の男。
これまで地上でのスタイリッシュなアクションが彼の持ち味でしたが、今作では華麗な泳ぎを披露しています。
水中でもカッコイイのはズルい!
ただし強さのあまり安心感がありすぎて「どうせ勝つやろ」ってなっちゃうのが玉に瑕ですが。。。
今作を観てみると彼の持ち味が本当に発揮されるのは対人なのかなーって思ったりもします。
サメ相手なのでどうしても乗り物に乗っていたり、泳いだりがほとんどなので。。。
メガロドンとの戦いの結末は
1匹目のメガロドンを仕留めた一行。
船の上で喜んでいるのもつかの間、メガロドンの死体めがけてさらに巨大な2匹目が現れます。
仲間を失いながらも戦いの末、観光客でにぎわうビーチにメガロドンを追い込みます。
しかしめちゃくちゃ迷惑な話やな・・・。
激しい戦いの末、ジョナスは船を飛び出しメガロドンの目を船の部品で貫きます。
それが致命傷となりメガロドンは命を落とします。
死亡したメガロドンに群がっていく無数の小さなサメたちが印象的でした。
必死に犬かきしていたワンちゃんも無事助かったね。よかったね。
おわりに
今回は映画「MEG ザ・モンスター」を紹介しました。
個人的にはメガロドンというともっと巨大なものかと思っていましたが、作中に登場する個体でさえ脚色されたものということでちょっと残念でした。
映画自体は迫力十分、4DXで観ようものなら大変だと思いました。
評判を聞くとひどい、とか面白くない、とか結構な言われっぷり。しかし、個人的には頭を空っぽにして楽しめる映画だと思います。
ストーリーの細かい綻びとかズレとかを気にする人は確かにそう感じるかもしれませんが。。。
実は続編が来年公開するとかしないとか。
現在は各種サブスクに登場しているので興味のある方はそちらをご覧ください。
それでは!
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