ジュラシック・ワールド1作目を紹介!登場する恐竜や前シリーズとのつながりなど!【ネタバレあり】

SF

7月に最新作の公開が控えている映画「ジュラシック・ワールド」シリーズ。今回はその第1作目を紹介していきます。あらすじや登場する恐竜、「ジュラシック・パーク」シリーズとのつながりなどを解説します!それではいきましょー。

※ネタバレを含みます。ご注意ください。

あらすじ

かつて生きた恐竜を見ることができるテーマパーク「ジュラシック・パーク」での事件が起こってから22年。他界した創設者ジョン・ハモンドの遺志を引き継いだマスラニ社。新たに「ジュラシック・ワールド」として恐竜たちを直に見ることができるテーマパークを開園したのだった。

多くの人々が訪れるパーク。人々は普通の恐竜では満足しなくなっていった。そこで新たに様々な生物の遺伝子を掛け合わせて、ハイブリッド恐竜を作り出す研究が行われていた。より強く、より大きくなるように作られた新たな恐竜「インドミナスレックス」。その知能の高さから、2頭いた片方を共食いで殺してしまったとのこと。檻を抜け出し、制御不能になる可能性があるこの恐竜を抑え込めるのは一人しかいない。元海軍で今はラプトルの世話をしている、オーウェン・グレイディ。パークの安全にとっては彼が必要不可欠だった。

オーウェンが檻に入るとインドミナスレックスの姿が見えない。壁を見るとよじ登った跡のようなものが。中で調査をするオーウェン達。するとそこに衝撃的なアナウンスが。「インドミナスはまだ中にいる」。なんとそれはインドミナスの仕掛けた罠であった。間一髪のところで逃げることができたオーウェン。しかしインドミナスは職員2人を食い殺し、檻から脱出してしまう。最強の恐竜がパークを目指し動き始めた。オーウェン達はインドミナスレックスを止めることができるのか。。。

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ついにオープンした恐竜のテーマパーク

今作では恐竜の復元はもとより、恐竜たちのテーマパークが22年越しにオープン。かつてまさにパークのあった島を開拓し、観光施設として開園しています。様々な恐竜たちと触れ合うことができ、1日2万人もの来場者が訪れています。興行的に大成功と言っていいほど成功しているパークにおいて、狂暴な恐竜が脱走するという未曽有の事態が起こるのが今作のメインストーリー。ゲートが開きパークの全体が見えるシーンは壮観です。琥珀に閉じ込められた蚊から採取した血液で復活を遂げた恐竜たちがここまでの大きなパークに悠然と暮らす姿は映画館で観た時感動しましたね。

オープンしたジュラシックワールド
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

暴走するインドミナスレックス

今作最大の脅威となるインドミナスレックス。下でネタバレをしていますが、彼女(メスなので)を止めることができるのかが物語の軸となります。彼女は檻から初めて出て、目の当たりにした他の恐竜たちと自身の食物連鎖の位置を探りながら暴れまわります。食べるためでなく、純粋にほかの恐竜を殺す様はこれまで登場してきたどの恐竜よりも強暴で恐ろしいものとなっています。止めようと派遣された多くの人間たちもあっさり退け。。。

知能もすさまじく、檻の中にいながら脱出したように見せかけるという頭の良さを見せていました。基本的に手が付けられないです。。。

インドミナスレックス
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

今作の恐竜たち

今作に登場してくる恐竜たちの一部を紹介します!今作初めて登場する恐竜もいれば、シリーズでおなじみとなっている恐竜たちもいます。今までのシリーズのファンならたまらない恐竜たちも登場します!

インドミナスレックス

様々な恐竜や動物たちのDNAを組み込み作られたハイブリッド恐竜。体はティラノサウルスを上回る大きさになり、狂暴さも増しています。長い爪や牙で相手を攻撃します。その強さはすさまじく、終盤でティラノサウルスと戦い、圧倒していました。最期はパーク内のプール付近で戦っていたところを、水から現れたモササウルスにプールに引き込まれ死亡しました。モササウルス迫真のおいしいとこどり^^;

ヴェロキラプトル

歴代ジュラシックパークシリーズでは数多くの場面で人間たちを苦しめてきたヴェロキラプトル。今作でも登場します。しかし、今回はなんと人間の味方というポジション。長い時間をかけてオーウェンと絆を築いてきました。共にインドミナスと戦い、最後はオーウェンと別れ、島で生きていくことになりました。

ラプトルを抑え込むポーズは流行りました
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

ティラノサウルス

過去シリーズ最大の脅威となったティラノサウルス。今回もしっかり登場します。園内で見ることができただけでなく、最後にはインドミナスレックスと戦います。ヴェロキラプトルと共闘し最終的に生き残りました。ちなみに今作に登場してくるティラノサウルスは映画「ジュラシック・パーク」1作目に登場した個体と同じで、レクシィという愛称がついています。かわいいですね^^よく見ると脇腹のあたりにかつて戦った時に付いたと思われる傷があります。

ジュラシックパークから続投のティラノサウルス
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

モササウルス

海の恐竜。海の食物連鎖の頂点に位置し、パーク内ではイルカショーのように餌やりの様子を見ることができました。シャイな性格であまり表に出たがらないようです。しかし、ラストでインドミナスレックスをプールに引きずり込み、殺しています。体も大きく、もしかすると今作に登場する恐竜の中では最強かもしれません。

ジュラシックワールドで初登場のモササウルス
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

「ジュラシック・パーク」シリーズとのつながり

今回22年越しでパークがオープンしていますが、パークのある島はまさにかつてパークを開こうとしていた場所です。その片鱗が随所に見られ、懐かしの人物やアイテムにワクワクが止まりません。そのいくつかを紹介していきます。

ウー博士

初代ジュラシック・パークに登場したヘンリー・ウー博士。いい感じに年を取って再登場!演じたのは昔と同じB・D・ウォン。今作では遺伝子操作でインドミナスレックスを作り出した張本人として描かれ、パークが大荒れになった際にも無事生き残っています。彼が登場したことで、2作目にマルコム博士、3作目にグラント博士が登場すると予想した人が多いのでは?そしてついに3作目でグラント博士が登場!過去作を大切にしてくれるのはファンとしてはうれしいですね。

パークシリーズに登場したウー博士
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

旧ビジターセンター

かつてのパークの廃墟。インドミナスから逃げたザックとグレイが訪れ、中に逃げ込みました。中にはジュラシック・パークのラストでティラノサウルスが戦闘するシーンで落ちてきた垂れ幕「When Dinosaurs Ruled The EARTH」が落ちているのが確認できます。

暗視ゴーグル

初代でパークをめぐるジープの中に搭載されていたものがそのまま棚に置いてあります。一瞬グレイが手に取るシーンがあります。あれから22年が経ちましたが、まだ動くようでした。

暗視ゴーグルを手にするグレイ
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

パークをめぐるジープ

ザックとグレイが見つけたボロ車。これは初代でパーク内をめぐるのにつかわれたジープです。二人は車を修理し、逃げることに成功しました。

DNAくん

初代に登場したDNAくん。彼は新パーク内のモニターでDNAについて説明していました。個人的には結構印象に残っていたので見つけた時はうれしかったです。

島はその後どうなるのか

大惨事となったパーク。復旧など不可能という状態になってしまいました。何とか生き残ったオーウェン達は島を出ることになりますが、その後島はどうなったのでしょうか。

これには続編「炎の王国」が関わってきます。今作のラストでティラノサウルスやヴェロキラプトルが島内のどこかに去っていったように、恐竜たちは島を自由に動き回るようになります。まさに恐竜たちの楽園ですね。しばらくそのような状態が続いていますが、次回作で島の火山が噴火し、恐竜たちは絶滅の危機に瀕してしまいます。それを救うためにオーウェン達は島へ向かいますがこのあたりの紹介はまた別の機会に。

おわりに

さて今回は映画「ジュラシック・ワールド」を紹介しました。旧シリーズの要素がふんだんに盛り込まれており、子供だけでなく大人たちも楽しめる作品となっています。このシリーズは3部作で、7月公開の「新たなる支配者」で完結予定です。世界中に解き放たれた恐竜たちがどのような結末を迎えるのかとても楽しみです。それでは!

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ジュラシックワールドのロゴ
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment
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