映画「ソウ」1作目を紹介!あらすじや結末、伏線など【ネタバレあり】

ソウポスター ホラー

今回は大ヒットシリーズ「ソウ」の第1作目を紹介します。伝説的なサスペンススリラーの1作目ということですべての元凶がこの映画に詰まっています。今回はそのあらすじ、伏線などを紹介していきます。それではいきましょー。

※ネタバレを含みます。ご注意ください。

あらすじ

男が目を覚ますと謎の地下室だった。よく見ると足を鎖でつながれ、身動きが取れない。男の名はアダム。そして部屋の隅にもう一人。男は外科医のゴードンと名乗る。2人とも身に覚えがなく部屋に連れてこられたのだった。そして2人の間には拳銃自殺をしたと思われる死体が転がっていた。恐怖するアダムをなだめ、ゴードンは冷静に周囲を分析し始める。何とか脱出する方法を探し始める2人。すると2人はポケットにラジカセのテープが入っていることに気づく。テープを再生すると、ゴードンに対しアダムを殺せというメッセージが入っていた。さもなければ家族と自身が死ぬという。

異常な事態にゴードンは聞き覚えがあった。ジグソウと呼ばれる連続殺人犯で、ゲームと称し人を傷つけながら殺す男で、必ず現場でゲームの様子を最前列の席で楽しむ、つまり直に見ることで知られていた。

6時までに部屋を脱出しないと家族も自分も死亡してしまう。アダムとゴードンは無事部屋を脱出できるのか。そして殺人犯ジグソウの目的とその正体とは。。。

シリーズの始まりとなる伝説的作品!

後に9作まで公開される大人気シリーズとなる「ソウ」の第1作です。単なるスプラッターやホラーとは違い、ゲーム的要素を取り入れたこと、そしてラストのどんでん返しは所見では衝撃的でした。基本的にはシリーズ通して命を懸けたゲームを行うというベースがあり、ゲームの内容が見どころの一つとなっています。作品を重ねていくごとにどんどん残酷になっていくんですけどね^^;

1作は観ると分かりますが、かなりの低予算映画。物語の大部分は2人が幽閉された部屋で展開されます。登場人物も最低限にとどめており、理解しやすいものとなっています。

ソウで主演を務めるリー・ワネル

ゲームで命を奪うのは

ゲームの仕掛け人ジグソウは相手の事情の抱える事情を詳しく知っている様子。そしてそのターゲット達は何かしらの裏があります。例えば部屋に幽閉されたアダムとゴードン。ゴードンは一見幸せな家族でしたが不倫をしていました。一方のアダムもカメラマンとしてゴードンをストーキングし、生活を盗み見ていました。それまでのゲームでも自傷癖のある人間や放火などの犯罪を行った自分の命を大切にしない人間。彼らに命の大切さを気づかせるという大義の元、ゲームを仕掛けていきます。いややりすぎでしょ^^;

今作で登場したゲーム一覧

ゲームは第1作目で低予算ということもありなかなかアイデア勝負?な所があります。

作を重ねるごとにどんどんゲームは過激かつ大掛かりなものになっていきます。

殺意が高いというよりまだ実験段階的な部分もあったんでしょうけど個人的にはこの作品のゲームはどれも好きですね。部屋での2人のゲームに加えて下のようなゲームがありました。

剃刀のゲーム

自傷癖のある男が閉じ込められていたのは大量の剃刀のワイヤーで埋め尽くされた檻。檻から出るにはワイヤーの中を自分を傷つけながら前へ進まなければなりません。ドアは時間になるとタイマーで永遠に閉ざされてしまいます。結局男は脱出のためにもがきましたが、出血多量で死亡しました。

カミソリのゲーム

蝋燭のゲーム

かつて放火を行っていた男は目を覚ますと密室に閉じ込められていました。男にはゆっくりと効いてくる毒が打たれてあります。解毒剤は目の前にある金庫の中。金庫の番号を部屋中にちりばめられた番号から探し出すというゲーム。男の体には蝋が塗られており引火しやすくなっていました。その中を蝋燭で壁を照らしながら番号を探していく男。しかし足元にはガラスが撒かれており。。。

逆トラバサミ

これはソウの中でも有名なゲームだと思います。アマンダという女性が目を覚ますと顔全体を覆うほどの謎の機械が括り付けられていました。時間以内に装置を外さないと口からトラバサミが開き顔全体を粉砕してしまいます。助かるには鍵が必要。そしてその鍵は近くに横たわっていた見知らぬ男の腹の中にあるという。アマンダはメスを取り鍵を探すために腹を引き裂きます。。。

逆トラバサミ

衝撃のラスト

推理の末、犯人は病院の雑用係であるゼップだと見抜いたゴードン。鎖を斬るためかと思われた糸鋸で自身の足を切断し、鎖から抜け出したゴードン。銃でアダムを撃ちます。そこに現れたゼップ。銃を向けられたゴードン。絶望かと思われたその時、肩を撃たれ致命傷を免れたアダムがゼップに襲い掛かり、殺害します。

助けを呼んでくると言い残しその場を後にしたゴードン。足からの出血で瀕死になりながらも外へ向かいます。

取り残されたアダムはゼップの死体にテープがあるのを発見します。再生するとそこにはゼップへ向けたジグソウからのメッセージが入っていました。彼もまたジグソウのゲームに参加させられていたのです。そしておもむろに部屋にあった死体が動き出します。死んだと思っていたその人物こそジグソウだったのです。彼は「最前列でゲームを楽しむ」。まさにその言葉通りゲームを特等席でゲームを観ていました。ここのオチは本当にキレイに騙されました。

この後2人はどうなったのか

ここからは今作品以外の続編のネタバレが多いのでご注意ください。

結論から言います。アダムは部屋の中で死亡します。続編で部屋の中で生きていたアダムはジグソウの手下に殺害されてしまいました。可哀そうすぎる!

一方のゴードン先生。彼はこの後非常に重要なキャラクターとなっていきます。足を切断した状態で歩いていた彼を助けたのは他でもないジグソウ。これによってゴードンはジグソウ側の人間となります。彼が続編でジグソウの決め台詞「ゲームオーバー」と言いながらまさに自身が閉じ込められていたあの部屋のドアを思い切り閉じるシーンはトリハダが立ちました!

ジグソウはハマり役

おわりに

今回は大ヒットシリーズ「ソウ」第1作目を紹介しました。新作が出るたびにグロいだけ、などと揶揄されることもありますが、この1作目は命がけのゲームということ、そしてラストの衝撃も相まって世界中で話題となった伝説的な作品です。なんといってもジグソウ役のトビン・ベルの持つ雰囲気が絶妙で声も魅力的です。吹き替えも良いけど字幕で観るとより一層楽しめる作品だと思います。皆さんぜひ観てみてください!それでは。

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